塗料の種類特徴を分かり易く解説します|塗料メーカー大江戸塗料
水性塗料 油性塗料
塗料の種類は、水性塗料油性塗料、そして特殊塗料の3種類に分類できます
(なおこのサイトでは、柿渋は、特殊塗料として分類します)

塗料の種類:水性塗料

主な用途と特徴屋内。  その理由は、
1.溶剤(顔料を溶かしている物質)が水であるため、ホルムアルデヒド(HCHO)等の化学物質が放散されない。
  ==>シックハウス症候群に罹り難い。
2.塗装作業中も、乾燥中も臭くない。
3.溶剤が水であるため燃え難い。==>保管が簡単である。

塗料の種類:油性塗料

主な用途と特徴外壁トタン等金属部。  その理由は、
1.溶剤(溶媒とも言う)がシンナーなどの揮発性物質であるため屋内塗装には向いていない。
  ==>シンナー類は揮発しやすいので、低温時でも塗装し易い。
2.紫外線に対する耐久性が高い。==>長持ちする
3.鉄など金属との密着性に優れている。

塗料の種類:特殊塗料

漆(ウルシ):日本のみならず、タイやミャンマー、台湾、中国等でも利用されてきた。ウルシの樹液に含まれる酵素の
  働きで自然に重合し硬化する。また、空気中の酸素を取り込んで酸化及び硬化もしている。なお、紫外線に弱い
  ため、漆器には直射日光を当ててはならない。
柿渋(カキシブ):漆と同様に古来から用いられてきた。未熟な柿の渋汁には、ポリフェノールの一種である多くの
  タンニンが含まれる。このタンニンが重合や他の物質と反応して硬くなる。
  吸水性を抑えるために漆器の下塗りに使ったり、防腐効果と強度増加を期待して漁網や釣り糸に塗ったりもしていた。
防炎塗料:フッ素樹脂とバーニングバルーン(BB)を用いた特殊塗料
○その他:防水塗料、防錆/防食塗料、遮熱塗料、ミサイル用塗料など多種多様である。
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